海外製のサイネージCMSを日本で使うなら、まず候補になるのが Kitcast・Yodeck・EasySignage の3つです。どれもクラウド型で、1画面から安く始められますが、得意な端末と日本での使いやすさがはっきり違います。

ひと目でわかる違い

項目 Kitcast Yodeck EasySignage
本社 米国 米国(ギリシャ発祥) オーストラリア
いちばんの強み Apple TV・Mac・iPad 対応端末の広さとアプリの多さ 日本語+円建て、業務用ディスプレイへの対応
日本語の管理画面 なし あり あり
円での支払い できない(米ドル) できない(米ドルなど) できる
無料プラン 記載あり(詳細非公開) 1画面無料 1画面無料(透かしあり)
無料お試し 14日間 30日間(5画面まで) —
料金の目安(1画面・月) $7〜(年払い) $8〜 ¥833〜(年払い)
専用プレーヤー なし Yodeck Player(年払いで無料) EZ-2(価格非公開)

(2026年10月時点、各社の公式ページより)

対応端末の違い

端末 Kitcast Yodeck EasySignage
Apple TV ◎ — —
Mac ◎ — —
iPad ◎ — —
Fire TV ◎ ◎ ◎
Android ◎ ◎ ◎
Windows △(ブラウザ) ◎ ◎
Raspberry Pi ?(記載が食い違う) ◎ ◎
Samsung・LG 業務用 ◎ ◎ ◎
BrightSign ◎ ◎ ◎

◎=専用アプリで対応、△=ブラウザで動く、—=非対応または記載なし

Apple 製品を使うなら Kitcast しか選べない、というのが最大の違いです。それ以外の端末は、3社ともおおむね対応しています。

それぞれの向き・不向き

Kitcast が向いている人

  • Apple TV、Mac mini、iPad でサイネージをしたい
  • Jamf などの MDM で、Apple 製品をまとめて管理している
  • 英語の管理画面でも気にならない

詳しくはApple TVでサイネージを始める方法。

Yodeck が向いている人

  • 日本語の管理画面で使いたい
  • 1画面だけ、ずっと無料で使いたい
  • Power BI、Google スライド、SNS など、いろいろな表示をしたい(160以上のアプリ)
  • Raspberry Pi の専用機を使いたい(年払いで Yodeck Player が付く)

EasySignage が向いている人

  • 日本語の管理画面で、円で支払いたい
  • Samsung・LG・Philips・Sony など、業務用ディスプレイで使いたい
  • とにかく月額を安くしたい(年払いで1画面 ¥833〜)
  • 自社ブランドで提供したい(ホワイトラベル)

迷ったときの選び方

  1. Apple TV・Mac・iPad を使う → Kitcast
  2. 日本語で、円で払いたい → EasySignage
  3. 日本語で、アプリやテンプレートの多さを重視 → Yodeck

3社とも無料で試せるので、気になる2社を同じ端末で試して、操作のしやすさと日本語の表示を見比べるのがおすすめです。ほかのCMSも含めた比較はCMSの比較表で確認できます。